東日本大震災により「想定外だった」という理由で、原発が破壊されてしまった事から責任のがれをしようとしている電力会社。
震災が起きる前から、僕は反対だった。電気を湯水のごとく使う生活はいつの日か破綻するだろうと思っていた。そのために危険な原発をこの地震大国に作るなんて危険きわまりないと思っていた。去年は山口県の祝島に社会見学に行って、その島民のシンプルな生活もいいもんだと思った。
1980年代に、楽器開発会社で、電子回路設計に携わった頃から、思っていた事。いかに消費電力を抑えて、機能が高い回路を設計するかという事、、、。
自宅の電気製品は殆どエコタップで電源を供給している。昔からやっていることだ。常に不要な電気を消費しないようにしている。待機電力も含めて。クーラーやAV機器にはワットチェッカーでつねに使用した電気料金を監視している。
むだなお金を電力会社に払いたくないのだ。電気製品が多い我が家ではあたりまえ。これでかなり使用料金を抑えられている。
原発の停止や点検という理由で電力会社はこの夏の電力使用ピーク時に節電を呼びかけているが、、
CS放送の朝日ニュースターの「愛川欽也のパックインジャーナル」で語られていたことだが、15%節電という、その分母は2003年度に原発が全停止していた夏の使用量だといっていた。ようするに他の天然ガス発電などで足りていたという事だ。
原発の正当性を訴えたい電力会社。足りなくなりますよといって脅しをかけているという。ガス会社との競合やコストの面でガスタービン発電を認めたくないというわけだ。
こんなことも言ってた。各家庭にあるエアコン。夏のピーク時に30分の冷房使用時に五分間だけ全家庭で送風状態にすればピークは出ないと言う。しかも、ピークは平日の午後二時からほんの数分だけだという。
残念ながら、リモコンにそんな機能がついている物は少ない。タイマー機能だけでは、それは出来ない。
最新式の省エネエアコンにそんな機能があるかどうか、こんど調べてみたい。
一般家庭の使用量は全体の使用量の四分の一であり、四分の三は企業が使用しているという。しかも一般家庭の従量は使えば使う程、kwhの料金単価が上がって行く。大口使用企業では使えば使う程料金が安くなって行くという。
このからくりが、電力会社にとって好都合なのだ。
このことは、朝日ニュースターの番組以外、他のメディアでは報道されていない。
国会で「コンピューター監視法」なる法案が成立してしまったが、これも一切報道されていない。テレビなどは敵対しているメディアだからだ。捜査当局が裁判所の令状もとらずに、プロバイダーなどにパソコン、携帯電話のメールやホームページへのアクセスなどの通信履歴を90日間保全要請できるという。
http://www.ustream.tv/recorded/15394339恐い話だ。将来音楽家の「表現の自由」も規制されてしまったら、、、
日本国憲法第21条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。